陶芸家 お京
・日置川に移住してからの晩年のお京は、陶芸家として過ごしました。
陶芸教室の生徒さんからも先生先生と呼ばれ、作品展への出品
にも熱心で大物を何点も製作し出品しました。 狭いながらも玄関
を兼ねた店の展示品を販売し、受注製作もやりました。
地域の振興のために、民泊の生徒や観光客を対象にした陶芸体験
教室もやりました。
日曜日にこのようなことを窯焚きをしながら考えました。
・陶芸家として認められるには常に作品展に出品する不断の努力が
大事、生徒さんの作品を、毎月本焼きをして定期的に完成品を手渡
す、この2点は移住前に師事していた、埼玉県の有名な陶芸家の
先生の指導でした。
今考えると、この2点は体力的に相当きつかったと思います。
もっと妥協の余地があったとは思いますが、自己に厳しい妻が選ん
だ研鑽の道でした。
日置川に移住して14年、改めて考えると十分過ぎる位に充実して
いたと云えるでしょう。
・現在の灯油窯で初めて窯焚きしたのは、2000年11月でした。
以来 169か月
◇素焼き184回(1.1回/月)
◇本焼き292回(1.7回/月)
この他に電気窯(電気炉)の焼成が約30回
本当に良く頑張りました。
ニオイバンマツリ 玄関前の水瓶の隣、咲き始めたぞ
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お京先生本当に良く頑張りましたね。そして、それを陰で支えていた人の存在に感謝していたと思います。
投稿: H.M. | 2015年8月11日 (火) 00時14分
妻の笑顔などのご褒美は感謝の印だったのですね。
こうなると分かっていたら、もっと沢山手伝えたのにと、少し後悔しています。
投稿: 茂さん | 2015年8月11日 (火) 21時45分